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このコーナーの目次
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厚生労働省主催の新水道ビジョン策定検討会での発表(平成24年5月)
 4月上旬 厚生労働省の名倉課長補佐から連絡があり、[新水道ビジョン」の中で中小規模の水道の今後について危機感を持っており、当法人の活動が解決策の一つになると思うので、検討会の席上でプレゼンをお願いしたいとの要望がありました。  
 以下その内容を報告します。
 1 日時   平成24年5月11日 13;00〜16;00
 2 場所   財務省108会議室
 3 発表者  富田理事長 名雪副理事長 竹形顧問
 4 発表内容
(富田理事長)
 当法人の設立経緯、7事業の活動状況などを説明した。特に、中小規模のT市水道は技術者が2〜3年で異動してしまい管理が十分でないので、当法人が技術支援を行っている。
 また、水道使用者の悩みを待っているのではなく、現地に行き手助けをする。 それが会社にできないNPO法人の一つの特質です。
(名雪副理事長)
 今の「水道ビジョン」では、水質管理、広域化の推進、老朽化施設の更新など進展していない。
 理由としては、技術職員の減少、頻繁に変わる人事異動の影響、それと水道技術管理者の権限が組織的に弱いことです。
(長岡委員)
 NPO活動を今後全国的に展開する場合問題点はどこか?
(名雪副理事長)
 事業活動をもっと強く進めるためには、会員の人員不足と技術の専門的なバランスをどうしていくかだと思う。
(竹形顧問)
 水道を退職しても働きたい人がいるので、もっとPRが必要です。社会貢献することが大切なので、有料でパートの料金相当は妥当だと思う。水道事業体から要望を投げかけてもらうのが有効だと思う。
(吉岡委員)
 水道局のOBが母体だとNPO自体が、将来的には技術者が少なくなっていくのではないか?
 また、一方ではNPOが活躍すればするほど事業体内部も弱くなっていくのではないか?
 今後活動を続けて事業展開していくための構想はなんですか?
(富田理事長)
 会員の確保が大切ですので水道事業体などを訪問して勧誘したい。
 今、悩んでいる人、困っている人達の隣人になることが必要で、そこから初めて発展が出てくると思う。
(名雪副理事長)
 水環境の立場に立って、水道事業体と住民の間に我々が存在するという認識が必要です。機会があれば、新水道ビジョンの中に、他県でも展開できるようにお願いしたい。
(竹形顧問)
 小規模の水道は今後ますます第三者委託へ移行すると思う。
 大規模水道がNPOを立ち上げ、小規模水道に代わって受託者を指導することが良いことです。
 第三者委託に対する評価、指導などにNPOの活路を見出せば大変役立つと思う。
「まとめ」(滝沢座長)
 大変興味深く活動されており、これからも拡大していく可能性があると思う。NPOに限らず知識と経験を持った人材を活用したいと思いますが、問題もありそうです。                        
 NPOの活動、OBの人の活動も重要でしょうが、やはり住民を巻き込むような形ができたら良いと思う。





投稿: oohira /2012年 09月 04日 14時 36分 /更新:2022年 04月 01日 11時 38分

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